私たちは限られた時間の中で、限られた人と出会い、限られた資源を創造し消費します。
まずはじめに、人ありきです。企業は営利追求よりも幸せ追求をすべきです。
それはお客様であり、社員であり、家族です。自己のためだけに存在する企業はありえません。
世の中のお役に立ち、必要とされる企業であり人間であることが第一条件です。
物は、商品であり、施設の備品であり、設備です。
目に見える物を大切にする意味だけでなく、無駄を無くすこと、これも物を大切にすると同義です。
そして、時間は1日24時間。
誰にも平等にありながら、その1秒の価値は同じではなく、自分で価値を作るものです。
その時間を大切にできるか、できないかで、一生の価値は雲泥の差に変わっていきます。
最後に、お金と笑顔ですが、何故「お金・笑顔」ではなく、「それらにまつわる」なのか
それは、月々支払う給料、時間当たりに発生する時給、物にかかる原価、見えないロス。
親切にされて笑顔がこぼれる、目標を達成して笑顔があふれる。
これらは、全て、何かを起こすときに発生する熱、エネルギーのように出来ては消えていくものです。
「金庫で眠るお金」「作り笑顔」も大切ですが、それ以上に投資するお金、心から表れる笑顔、
感謝の形として手にするお金、行動の結果として目にする笑顔が大切だということです。
「現金は利益を生まない」という言葉があります。
企業はただお金を大切に保管するだけでなく
人、物、時間に投資してはじめて意味のある企業だと考えます。
また、笑顔を伴わないお金や利益は価値がありません。
笑顔を物質化した結果がお金であり、感謝のあらわれでありたいと考えます。